クロスストーリー・ドラマリーディング「あの夏に向かう列車」
作: ソン・チョニョン
翻訳:石川樹里
演出:清水優華
演出協力:扇田拓也(空 観)
音楽:国広和毅
ごあいさつ
YukaGotoが2026年4月に日本で上演する韓国の小説が原作の舞台『世界を超えて私はあなたに会いに行く』に
先駆け、クロスストーリーにもなりうる戯曲『あの夏に向かう列車』を日本初演としてリーディングスタイルで上演します。
韓国演劇界で注目の新進劇作家ソン・チョニョンの作品で、みずみずしい感性で家族の関係を描いた30分の短編戯曲です。
国広和毅氏の音楽と吉田依里氏のヴァイオリンと共に珠玉の時間をお届けします。
ぜひご期待ください!
なお、今回は「名前のない演劇祭B」への参加作品となります。
イントロダクション
6 月。初夏。香港。
ケーブルカーのような小さな列車(ピークトラム)に父と娘が並んで座っている。
どうやら父の出張に娘が便乗し、観光でこの場所に来たようだ。
これから列車は、平地から出発し急な勾配を登っていく。
親知らずが痛む年頃の「物書き」を目指す娘と「映画の買付業」を営む父親の会話と共に、列車は登り坂に差し掛かる。
「私の目の前で今、何かがチカチカって。暗くなって、明るくなって。暗くなって、明るくなって……. 」
気がつくと自分の目の前にいる父親は 10 年前の父親だった。
キャスト
日程
2025 年 8 月 21 日 17:30 / 8 月 22 日 15:00
※受付・開場は開演の30分前
※上演時間は約60分を予定(YukaGoto30分+他団体30分 上演順序未定)
会場
北池袋新生館シアター(東武東上線北池袋駅から徒歩1分)
東京都豊島区池袋本町1‐37‐8 中村ビル2F
チケット
一般 2500 円
U-22 2000 円
高校生以下 1500 円
リピーター 1000 円
参加者割 500 円
応援チケット 3000 円
【チケット予約フォーム】
スタッフ
作: ソン・チョニョン
翻訳:石川樹里
演出:清水優華
演出協力:扇田拓也(空 観)
音楽:国広和毅
contact
YukaGoto お問い合せ先:yukagoto2024@gmail.com
「名前のない演劇祭」お問合せ先:no_name_theatre@yahoo.co.jp
舞台
『世界を超えて私はあなたに会いに行く』
キャストオーディション開催のお知らせ
「第8回文学トンネ青少年文学賞大賞」受賞作
韓国で25万部を突破した
ベストセラー、ヤングアダルト小説
イ・コンニム原作
『世界を超えて私はあなたに会いに行く』
韓国の大田アートセンターで
企画・上演された作品を
日本語に翻訳し、日本初演として
YukaGotoがプロデュース、上演します。
時空を超えて手紙を交わす2人のウニュを軸に
物語が展開する原作小説は
2018年に韓国で出版され
2022年4月には大田(テジョン)にある
テジョンアートセンターの企画制作により
舞台上演されました。
この小説の舞台化を提案したのは、韓国演劇界を
代表するベテラン演出家カン・リャンウォン。
台本執筆者は、青少年演劇の台本を得意とする
劇作家ホ・ソネです。
そして今回
日本で初めて舞台化される
本作の演出を手がけるのは
いま日本で最も注目を集める人気演出家の一人
眞鍋卓嗣。
翻訳は、日韓演劇界のエキスパートでもある
翻訳家・石川樹里が担います。
機能不全の家族や、思春期の少女たちの心の傷や
揺らぎ、成長、友情、恋、家族の大切さなど
さまざまなテーマを、笑いと涙を織り交ぜて
描いたこの物語は、青少年だけでなく
幅広い世代の心に響く作品となるはずです。
企画の立ち上げから上演まで4年の歳月をかけてYukaGotoが温めてきた作品。
子供から大人まで共感できる、笑って泣いて
ユーモア溢れる清々しい作品を目指します。
つきましては、本公演に向けて出演キャストを
募集いたします。
出演ご希望の方は下記要綱を熟読のうえ、
必要項目すべてを応募用紙(書式自由)
A4サイズ1枚
(PDFファイルにまとめファイル名をご自身の名前にしてご応募ください)
にまとめ下記のメールアドレスにご応募ください。
それでは、たくさんのご応募を
お待ちしております。
■上演作品
舞台『世界を超えて私はあなたに会いに行く』
■応募方法
件名に「『世界を超えて私はあなたに会いに行く』出演希望:ご自身のお名前」を記載し、
下記(1)~(10)をA4用紙1枚以内でPDFファイルにまとめ
ファイル名をご自身の名前として、メールにてご応募ください。
・応募先メールアドレス:yukagoto2024@gmail.com
■応募用紙記載事項
・A4サイズ1枚
(PDFファイルにまとめファイル名をご自身の名前にしてご応募ください。書式自由)
(1)氏名/活動名
(2)所属(あれば)
※事務所所属の方は事務所に許可をとってご応募ください。
(3)生年月日と年齢
(4)性別と身長
(5)住所
(6)連絡先(連絡の取れるEメールアドレスと
電話番号を明記)
(7)略歴
(8)プロフィール写真(全身とバストアップ)
(9) 2次オーディション参加希望日時がある
場合は明記ください。
(10)希望の役がある場合はその役を明記ください。
■募集キャスト
・ソン・ウニュ(娘):14歳~15歳くらいまでを
演じる俳優
・ソン・ヒョンチョル(父):20歳〜44歳くらい
までを演じる俳優
・時間A
(ソン・ウニュの祖母/ミーティング男子など)
を演じる俳優
・時間B(ジョンス/高校生など)
を演じる俳優
※いずれの役柄につきましても年齢による
応募制限はございません。
■オーディション参加条件について
・韓国演劇に興味のある方で、
20歳以上の心身共に健康な方
・2026年3月上旬からの稽古日程に
全日程参加できる方
・チケットノルマはありませんが、積極的に
宣伝し、チケットを売って頂ける方
・小劇場作品のため衣裳・小道具準備など、
作品創り全般においてご協力頂ける方
・些少の出演料は発生しますが、稽古場・劇場への
交通費は自己負担となります。
・応募書類は返却いたしません。
■オーディションについて
【応募期間】
9月16日(火)~10月3日(金)正午12時締切
【オーディションスケジュール】
- 1次選考:書類審査(10月4日中に結果をメールにてご連絡)
↓
・場所:都内スタジオ
・日時:2025年10月6日(月)・7日(火)
いずれか1日の18時以降を予定
・所要時間:30分~1時間
・参加費(事務手数料等):2000円
■ 本番までのスケジュールについて
2025年3月~4月、30日間の稽古を予定。
4月21日 小屋入り
4月23日~26日 本番(全6ステージ)
■公演詳細
舞台『世界を超えて私はあなたに会いに行く』
原作:イ・コンニム
脚本:ホ・ソネ
翻訳:石川樹里
演出:眞鍋卓嗣
制作協力:リトル・ジャイアンツ
企画・製作:YukaGoto
日程:2026年4月23日~26日(全6ステージ)
会場: 下北沢 小劇場B1
チケット代:一般前売り 4500円
他チケット種類有
●あらすじ
物語は、一年後の自分に宛てた一通の手紙から
始まる。
時は2016年。14歳のソン・ウニュは、再婚を控えた父のすすめで、一年後に配達される「ゆっくり届くポスト」に自分宛ての手紙を投函する。ところが、その手紙はなぜか34年の時をさかのぼって1982年に暮らす8歳のチョ・ウニュのもとに届き、二人のウニュの文通が始まる。
不思議なことに、現在のウニュが1~2週間ごとに手紙を受け取るのに対し、過去のウニュが手紙を受け取るのは1~2年に
一度。つまり、14歳のソン・ウニュが一年の時を送る間に、チョ・ウニュは小学生から中学生、高校生、大学生へと成長するのだった。
これは、2人のウニュの絆と失った家族を取り戻す奇跡のタイムリープ物語だ。
●演出家プロフィール
劇団俳優座⽂藝演出部所属。
劇団内外にてジャンルに捉われず意欲的に作品を発表し続けている。
紀伊國屋演劇賞個⼈賞、読売演劇⼤賞優秀演出家賞。『閻魔の王宮』で第11回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞を受賞。
近年の主な演出作:劇団俳優座『野がも』(ヘンリック・イプセン)、劇団昴『広い世界のほとりに』(サイモン・スティーヴンス)、オペラシアターこんにゃく座『遠野物語』(⻑⽥育恵)、パルコプロデュース⾳楽劇『海王星』(寺⼭修司)、梅⽥芸術劇場ブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ 』(トム・アイン)、名取事務所『509号室 迷宮の設計者』(キム・ミンジョン)など。 (括弧内は作者名)
●YukaGotoプロフィール
2024年春、俳優の清水優華が立ち上げた芸術創造団体。
「社会にとって演劇は必要とされているのか」という自身への問いかけのもと「マイノリティに生きる人々」に視点を向けつつ「社会と演劇がつながっていること」「ユーモアやトキメキを大事にすること」「コンパッションの追求」を指標とし、そこを軸にあらゆる芸術創造活動を展開していく。
・YukaGoto公式X: https://x.com/YukaGoto2024
・YukaGotoHP:https://newyuka.com/yukagoto/
■お問い合わせ
メールアドレス:yukagoto2024@gmail.com
【ハラスメント防止対策ポリシー】
あらゆる差別と暴力を容認せず、誰もが心身ともに安全で、安心できる環境づくりに努めます。また、出演者・スタッフ共に、いかなるハラスメント行為を一切認めません。
〈YukaGoto 特別企画〉
舞台『世界を超えて私はあなたに会いに行く』
戯曲体験ワークショップ
韓国で25 万部を突破したベストセラー、ヤングアダルト小説の演劇版
舞台『世界を超えて私はあなたに会いに行く』を
2026 年4 月に日本で舞台化し上演するプロジェクトに先駆け
この物語を観劇体験だけではなく、実際に追体験してみるワークショップをおこないます。
「物語を読むのが好きな方」「何かやってみたいけれど行動を起こすのが恥ずかしい方」「演劇好きの方」「誰かと何かの創作をしてみたい方」「初心者」「プロ」全ての方が対象です。(未成年の方は保護者の同意が必要)
年齢関係なく、様々な登場人物が出てきますので、ご安心ください。
また、今後、この作品のオーディションも予定しております。
(時期、募集する役は未定)
参加することで審査の合否には一切関係しません。
ですが、YukaGotoのことが知りたい方や、物語の一部を読解しておきたい方には、いいかもしれません。
YukaGotoのこのワークショップでの目的は『世界を超えて私はあなたに会いに行く』の物語を様々な方に追体験してもらい、一緒に3日間の時間を共有することでご自身の「明日」が少しだけ違ったものになることです。
それは、「自信がつく」「スキルアップになった」「物語に共感した」「演劇って楽しい」「仲間ができた」など、参加者によって様々だと思います。
ぜひ「今日とは違う明日の自分に会いにいく」ことを楽しみにご参加頂ければと思います。
最終日にご自身へのお手紙を書いて頂きます。
その手紙が1か月後に届くことで、ワークショップを振り返ってもらうイベントも行います。
皆さんと楽しい時間を過ごせますこと、楽しみにしています!
ぜひ、ご参加お待ちしております!
(前半)
心と身体をほぐしながら他者とのコミュニケーションや演劇的感覚を養うシアターゲームを使ったワークショップ
(後半)
戯曲を実際に読んだり演じてみながら物語を追体験するワークショップを行う予定です。
最後に、物語にちなんで「自分への手紙」を書いてもらい、YukaGoto が1 か月後に皆様のもとに「自分への手紙」をお送りします。
参加者が改めてワークショップ体験を振り返ることのできるプログラムになっています。
【開催期間】
第1 回目 2025年9 月11.12.13 日 13 時30 分~16 時
第2 回目 2025年9 月13.14.15 日 19 時~21 時30 分
【会場】
西東京市公共施設(ご参加決定後お知らせします。)
【定員】
各回20名
☆ワークショップファシリテーター
清水優華(YukaGoto)
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Profile
【Profile】 【清水優華/しみずゆか】 1979年福岡県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科演技コース卒業。研究生を経て2003年東京演劇アンサンブル入団。ブレヒトの芝居小...
☆アシスタントファシリテーター
助川紗和子(知らない星)
●参加者資格
①原則15 歳以上の方(未成年の方は保護者の同意が必要)
※親子でご参加の方の場合は10 歳以上可
②心身ともに健康で日本語が読めて話せる方(国籍は問いません)
③あらゆる芸術やこの物語に興味がある全ての方。
●参加費:3000 円 (振込先は参加者の方に別途メールします。)
●応募方法
件名に「セカコエWS」参加希望:ご自身のお名前を記載し
下記を本文にご記載頂き、応募先メールアドレスにてご応募ください。
<本文記載内容>
①お名前
②ご年齢
③連絡のつく電話番号とメールアドレス
④参加希望の回(第1回目or第2回目)
<応募先メールアドレス>
yukagoto2024@gmail.com
●応募締切:第1回目:2025年9月6日 / 第2回目:2025年9月9日
※応募者多数の場合は早期締切となります。
※事務所所属の場合は事務所の許可を得てご応募ください。
※『世界を超えて私はあなたに会いに行く』ワークショップの参加可否と
オーディションの合否は関係ありません。
『世界を越えて私はあなたに会いに行く』
―あらすじー
物語は、一年後の自分に宛てた一通の手紙から始まる。
2016 年、14 歳のソン・ウニュは再婚を控えた父の勧めで、
一年後に配達される「ゆっくり届くポスト」に自分宛ての手紙を
投函する。ところが、その手紙は34 年の時をさかのぼって
1982 年に暮らす8 歳のチョ・ウニュのもとに届き、
二人のウニュの文通が始まる。
家族、孤独、青春、父親との関係、再婚相手
そして本当の母親
これは、時空を超えて手紙をやり取りする二人の
「ウニュ」の物語。
【登場人物】
2人のウニュと2人を取り巻くたくさんの人々
俳優の清水優華が2024年春に設立。
「選りすぐりの上質な芸術創造作品」を企画・制作・演劇創作上演と様々な形で世界に紹介していく。
「社会にとって演劇は必要とされているのか」という自身への問いかけのもと「マイノリティに生きる人々」に視点を向けつつ「社会と演劇がつながっていること」「ユーモアやトキメキを大事にすること」「コンパッションの追求」を指標とし、そこを軸にあらゆる芸術創造活動を多面的に展開していく。